大会名称 |
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2021年 ソサイエティ大会 |
大会コ-ド |
2021S |
開催年 |
2021 |
発行日 |
2021/8/31 |
セッション番号 |
C-13 |
セッション名 |
有機エレクトロニクス |
講演日 |
2021/9/15 |
講演場所(会議室等) |
Meeting 21 |
講演番号 |
C-13-1 |
タイトル |
誘電分極をエネルギー源とする摩擦発電の等価回路モデル |
著者名 |
○田口 大, 間中孝彰, 岩本光正, |
キーワード |
摩擦発電, 誘電分極, 分極エネルギー, 等価回路, 電流源, 誘電緩和 |
抄録 |
ものとものを擦り合わせてつくられる摩擦電気は古くからしられています。近年、新しいプロセス・材料による発電面密度が増大し、摩擦電気をエレクトロニクスデバイスの新電源として利用することができるようになりました。従来の静電気としての摩擦電気から、電流を取り出す摩擦発電へ状況が一新し、新材料・プロセスの研究が活発化しています。私たちは、誘電物性の観点から、摩擦により利用できる2つの分子的起源(電荷変位と双極子回転)に着目し、これらを選択的に可視化できる新評価法として、第2次光高調波発生(SHG)法を提案しました。そして、摩擦発電源のI-V特性との関係を考察してきました。今回の発表では、摩擦により電荷変位と双極子回転により分極エネルギーが材料内部に発生し、脱分極による過渡電流が負荷にエネルギーを転送する働きを担うとして摩擦発電を考察します。そして、摩擦発電を電流源でモデル化した等価回路を導出します。 |
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