大会名称 |
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2021年 ソサイエティ大会 |
大会コ-ド |
2021S |
開催年 |
2021 |
発行日 |
2021/8/31 |
セッション番号 |
C-8 |
セッション名 |
超伝導エレクトロニクス |
講演日 |
2021/9/16 |
講演場所(会議室等) |
Meeting 20 |
講演番号 |
C-8-13 |
タイトル |
RSFQ回路のラッチ機能を活用したコンパクトな多項式計算Stochastic Computing回路の設計手法 |
著者名 |
○和田航輝, 鬼頭信貴, |
キーワード |
単一磁束量子回路 |
抄録 |
Stochastic computing(SC)は,ビット列中の1の出現割合で数値を表現し演算を行う方法である.SCでは,ANDゲート1つで乗算が実現可能である.RSFQ回路は,各ゲートがクロック端子を持ち,SCの時刻分けされたビット列を自然に扱うことができる.また超高速に動作することから,SC回路の実現に向くと考えられる.本稿では,多項式を計算するSC回路の設計手法を提案する.提案手法では,面積が大きな定数ビット列の生成回路を削減するため,1つの任意の定数ビット列から複数の定数ビット列を生成する.SCでは,演算ビット間に相関があると演算誤差が大きくなるが,データ線に記憶素子を挿入し時刻をずらすことで相関を削減できる.提案手法では,RSFQゲートの入力がラッチ機能を持つことを活用し,相関削減のために挿入するDFFの数を最小化する. |
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