大会名称 |
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2021年 総合大会 |
大会コ-ド |
2021G |
開催年 |
2021 |
発行日 |
2021-02-23 |
セッション番号 |
H-2 |
セッション名 |
ヒューマン情報処理 |
講演日 |
2021/3/11 |
講演場所(会議室等) |
Meeting 14 |
講演番号 |
H-2-8 |
タイトル |
マルチスペクトル画像を用いた色覚異常の見え表現とその評価 |
著者名 |
◎洲脇拓実, 佐藤敬子, |
キーワード |
マルチスペクトル画像, 色覚異常 |
抄録 |
色覚異常者の見えを正常色覚者が理解できるように表現するための手法として,Yaguchi et al. は,マルチスペクトル画像を用いて異常強度に応じて見えを表現する手法を提案した.この手法は,マルチスペクトル画像(各波長における反射率)と,異常強度に応じてシフトさせた錐体感度関数を用いることで,より正確な色覚異常の見えシミュレートが可能であるとされている.しかし,見えの評価として1型異常色覚者に対する実験が行われていない.本稿では,Yaguchi et al.のマルチスペクトル画像を用いた異常3色覚の見えシミュレートの評価を目的として,色覚異常者の錐体感度関数に基づいて作成した見え画像が,1型色覚者の異常強度に沿って表現できているのかについて実験的に調べた.結果として,異常強度が大きい参加者ほど,弁別閾が大きくなり,Yaguchi et al.の手法は,1型色覚異常の見えを異常強度に応じて表現できている可能性を示唆した. |
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