大会名称
2021年 総合大会
大会コ-ド
2021G
開催年
2021
発行日
2021-02-23
セッション番号
D-11
セッション名
画像工学
講演日
2021/3/9
講演場所(会議室等)
Meeting 36
講演番号
D-11-1
タイトル
周辺視野におけるβ運動おいて輝度の影響を考慮した点滅色と背景に関する研究
著者名
◎梶原康平鉄谷信二井ノ上寛人
キーワード
周辺視野, β運動, 輝度, 色
抄録
仮現運動のうち,適当な距離の空間を取りながら光点などを順次点滅させていくと動いているように見える錯覚をβ運動という.先行研究[1]では,周辺視野でβ運動を観視した場合に,その知覚速度が一時的に高速化し,しばらくすると元の速度に戻る現象が報告されている.これは網膜偏心度が大きくなるほど,知覚される点滅の数が減少し,点が欠けて次の点に大きく移動したと知覚することで生じていると考えられている.また,先行研究[2]では,β運動の色の違いが周辺視野での高速化知覚に及ぼす影響について検討されており,実験の結果から色より輝度の影響が強いと考察されている.しかし,色の影響の詳細を調べるためには輝度の影響を考慮した実験を行う必要がある.また,点滅と背景のコントラスト差が影響を与えている可能性も考えられる.本研究では,輝度の影響を考慮し,周辺視野におけるβ運動の色による見え方の違い,背景とのコントラスト差が知覚に与える影響を調べるため実験を行った.
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