大会名称 |
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2021年 総合大会 |
大会コ-ド |
2021G |
開催年 |
2021 |
発行日 |
2021-02-23 |
セッション番号 |
D-2 |
セッション名 |
ニューロコンピューティング |
講演日 |
2021/3/9 |
講演場所(会議室等) |
Meeting 42 |
講演番号 |
D-2-4 |
タイトル |
マインドフルネス状態の実現に寄与する脳内情報伝搬経路のデジタルアニーラを用いた同定の試み |
著者名 |
◎中村遥佳, 田和辻可昌, 松居辰則, 中村 誠, 木村浩一, 藤澤久典, |
キーワード |
マインドフルネス状態, 最小頂点被覆問題, 最大流量問題, デジタルアニーラ |
抄録 |
マインドフルネス状態は,多くの脳領域の関与が示唆されるが脳内の情報伝播メカニズムは不明瞭である.本研究ではマインドフルネス状態の実現に寄与する脳内の情報伝播経路の同定を組合せ最適化問題として定式化し,デジタルアニーラを用いた最適解の探索を行った.まず最小頂点問題として問題を定式化し,マインドフルネス状態を特徴付けると考えられる8つの脳領域を同定し,先行研究との整合性も確認された.そして次に同定された各脳領域の活性化に寄与する脳内の情報伝播経路を求めるために最大流量問題として問題を定式化した.そして本研究の脳内ネットワーク構造内の経路のうち約3割の経路を同定し,中でも流量の多い経路はマインドフルネス時のボトムアップな感情制御を特徴づけていると考察される. |
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