大会名称 |
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2021年 総合大会 |
大会コ-ド |
2021G |
開催年 |
2021 |
発行日 |
2021-02-23 |
セッション番号 |
C-12 |
セッション名 |
集積回路 |
講演日 |
2021/3/10 |
講演場所(会議室等) |
Meeting 9 |
講演番号 |
C-12-20 |
タイトル |
グラウンドシールド付きD帯CMOSマーチャントバラン |
著者名 |
○酒井 元, 高野恭弥, 楳田洋太郎, |
キーワード |
マーチャントバラン, CMOS, D帯 |
抄録 |
300GHz帯CMOS無線通信機の中間周波数帯(IF帯)としてD帯(110 – 170 GHz)の利用が検討されているが,単相IF信号と差動IF信号を変換するために小型でかつ広帯域なバランが必要となっている.従来のマーチャントバランでは信号線より発生する電磁界の影響を抑えるためにグラウンドフロアを広くとらなければならばいといった問題や,シリコン基板がむき出しになっており高周波帯では損失が大きくなってしまうといった問題が存在する.本研究では,結合線路をグラウンドウォールとグラウンドフロアで囲むことで上記の問題を解決したグラウンドシールド付きマーチャントバラン構造を提案し作成を行った.実測において中心周波数140 GHz帯域60 GHz損失2 dB未満の広帯域,低損失かつ小面積のグラウンドシールド付きマーチャントバランの作成に成功した. |
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