大会名称 |
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2021年 総合大会 |
大会コ-ド |
2021G |
開催年 |
2021 |
発行日 |
2021-02-23 |
セッション番号 |
C-2A |
セッション名 |
マイクロ波A |
講演日 |
2021/3/9 |
講演場所(会議室等) |
Meeting 39 |
講演番号 |
C-2-20 |
タイトル |
出力電圧範囲を最適化した高速高効率GaNスイッチング型エンベロープ増幅器 |
著者名 |
○齋木研人, 坂田修一, 小松崎優治, 山中宏治, |
キーワード |
GaN, 増幅器, エンベロープトラッキング |
抄録 |
近年,高周波増幅器のバックオフ動作での効率を改善する手法として,電源電圧を入力信号の振幅に応じて変調するエンベロープ増幅器を使用したエンベロープトラッキング増幅器(ETPA:Envelope Tracking Power Amplifier)の研究が進められている.高性能な次世代基地局用増幅器に向けて,エンベロープ増幅器には高速・高効率・高電圧動作が求められることから,GaNを用いた構成とすることが検討されている.高周波増幅器のドレイン電圧を0V付近で駆動した場合,利得が0または極端に低くなるため,ETPAでは一般的にドレイン電圧変調範囲をある電圧以上に制限する波形処理(ディトラフィング処理)が行われる.したがって,エンベロープ増幅器からは0Vより高い電圧を出力すればよい.それに伴い,エンベロープ増幅器をスイッチング増幅器で構成した場合,デトラフィング処理後の入力波形に対応するようにスイッチング増幅器の出力電圧の最小値を0Vより高い電圧にする構成が可能である.今回,出力電圧範囲を最適化したGaNエンベロープ増幅器の試作・評価を行い,その結果出力電圧範囲を最適化しない構成より高速・高効率な特性が得られたので報告する. |
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