大会名称 |
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2021年 総合大会 |
大会コ-ド |
2021G |
開催年 |
2021 |
発行日 |
2021-02-23 |
セッション番号 |
B-4 |
セッション名 |
環境電磁工学 |
講演日 |
2021/3/9 |
講演場所(会議室等) |
Meeting 28 |
講演番号 |
B-4-11 |
タイトル |
時間反転法を用いたケーブルへのノイズ侵入位置推定の検討 |
著者名 |
○澁谷幸司, 大和田 哲, |
キーワード |
時間反転法 |
抄録 |
時間反転法(Time-reversal method)を用いて,観測されたノイズ波形からケーブル上のノイズ侵入位置を推定する技術を検討している.時間反転法は,観測点で得られた波形を,時間領域の解析手法に入力し,時間を過去にさかのぼらせて波源に波が収束する様子を再現させるものである.この手法は,ノイズ源の位置,個数およびノイズ波形の情報が不要という特徴があり,ノイズ源位置推定に有効と考えられる.時間反転法では,時間遡行動作をさせるにあたり高精度なモデルが必要となる.しかし,ケーブルへの適用を考えると,ケーブルの電気特性,特にコモンモード特性は敷設状況に大きく影響されるため,高精度な解析モデルの構築が困難である.このため低精度な簡易モデルで代用せざるを得ないケースが多くなると考えられる.本検討では,低精度モデルを使用した場合の推定精度の検証を実施したので報告する. |
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