大会名称
2021年 総合大会
大会コ-ド
2021G
開催年
2021
発行日
2021-02-23
セッション番号
B-2
セッション名
宇宙・航行エレクトロニクス
講演日
2021/3/10
講演場所(会議室等)
Meeting 26
講演番号
B-2-17
タイトル
実海面クラッタ環境におけるSTAPに関する検討
著者名
○松田 暁大川保純小林啓二
キーワード
レーダ, クラッタ, STAP
抄録
航空機搭載型の側方監視レーダでは、機体移動に伴い、海面からのクラッタ反射電力が角度‐ドップラー周波数軸上で広がる.そのようなクラッタを抑圧し、低速移動目標を検出するために、STAP(Space Time Adaptive Processing: 時空間適応処理)が提案されている.本報告では、実クラッタ環境において、受信信号の相関行列の固有値分布の違いによるSTAPのクラッタ抑圧効果を示す.各ケースを比較した結果、Brennan’s ruleで示されるランクで固有値の変化が大きい場合においては、クラッタとノイズを分離することにより、SINR(Signal-to-Interference plus Noise Ratio)を改善できることを確認した.
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