大会名称 |
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2021年 総合大会 |
大会コ-ド |
2021G |
開催年 |
2021 |
発行日 |
2021-02-23 |
セッション番号 |
B-2 |
セッション名 |
宇宙・航行エレクトロニクス |
講演日 |
2021/3/9 |
講演場所(会議室等) |
Meeting 26 |
講演番号 |
B-2-2 |
タイトル |
民生用2周波対応GNSS受信器を用いた天頂全遅延測定 |
著者名 |
○中川 豊, 宮内大輝, 東野武史, 岡田 実, |
キーワード |
GNSS, ZTD, PPP, 移動平均フィルタ |
抄録 |
ゲリラ豪雨のような局地現象の予測には、上空の水蒸気量の正確な見積もりが重要である。そのため にはある程度空間の広がりをもったGNSSにおける対流圏遅延の情報が有効である。高性能な受信機で構築されている国土地理院の GEONET の電子基準点のシステム以上の緻密な多点での同時観測網の構築が望まれるが、受信機等のコスト面から実現は困難である。近年コンシューマ向けに開発された低価格な2周波 GNSS 受信モジュールが市場にひろまりつつあるため、これらとGEONETの電子基準点の天頂全遅延(ZTD)推定を比較したところ、評価誤差の大きさは GEONETと比べて大きいものの、所望信号に対しては十分小さいことが判明した。低価格な2周波 GNSS受信モジュールでも局地現象の予測に貢献できると考える。 |
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