大会名称
2020年 ソサイエティ大会
大会コ-ド
2020S
開催年
2020
発行日
2020/9/1
セッション番号
N-1
セッション名
非線形問題
講演日
2020/9/18
講演場所(会議室等)
Meeting 14
講演番号
N-1-17
タイトル
非線形で確率論的な対象のための時系列解析
著者名
○平田祥人
キーワード
非線形, 確率論的, 時系列解析
抄録
非線形時系列解析には、遅れ座標 の発見から始まる40年ほどの歴史がある。過去30 年ぐらいの間、線形で確率論的な対象と、非線形で決定論的な対象を対比するための、サロゲートデータ解析 が開発されてきた。しかし、線形性非線形性の検定と、決定論性と確率論性の検定が区別されて来なかったため、仮説検定の枠組みで、非線形で確率論的な対象が、はっきりとは同定されて来なかった。そこで、2017 年から、非線形で確率論的な対象を同定する手法を開発してきた。この3年間の研究を要約して端的にいうと、決定論性-確率論性の検定は、permutationsやrecurrence trianglesの出現する数が、motifs のサイズを大きくして行ったときに、指数的に増大するか、そうでないかという性質に着目することで構成できる。
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