大会名称 |
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2020年 ソサイエティ大会 |
大会コ-ド |
2020S |
開催年 |
2020 |
発行日 |
2020/9/1 |
セッション番号 |
C-8 |
セッション名 |
超伝導エレクトロニクス |
講演日 |
2020/9/17 |
講演場所(会議室等) |
Meeting 30 |
講演番号 |
C-8-7 |
タイトル |
量子磁束パラメトロンによる相互結合型回路の動作点最適化手法の検討 |
著者名 |
○三宅航平, 山梨裕希, 吉川信行, |
キーワード |
超伝導, 量子アニーリング, 量子磁束パラメトロン |
抄録 |
量子アニーリングは,組み合わせ最適化問題をより高速に解く手法として注目されている.組み合わせ最適化問題の典型的な例として,イジング模型の基底状態も求める問題が挙げられる.この問題を従来のノイマン型コンピュータで解こうとすると組み合わせ爆発などの問題が生じるため,有効な時間で解を求めることは困難である.そこで注目されているのが量子アニーリングという手法であり,本手法では相互作用を持つ系が時間の経過とともにエネルギー的に安定な状態へと遷移することで解が求まる.我々は,超伝導回路の 1 つである量子磁束パラメトロン(QFP: Quantum Flux Parametron)を用いて相互作用型ネットワークを構成し,熱雑音を印加することで数値解析により確率的な状態遷移を評価した.さらに,イジング模型に基づいて設計した理論値と実際の回路パラメータの対応付け方法についても検討した. |
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