大会名称 |
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2020年 ソサイエティ大会 |
大会コ-ド |
2020S |
開催年 |
2020 |
発行日 |
2020/9/1 |
セッション番号 |
C-8 |
セッション名 |
超伝導エレクトロニクス |
講演日 |
2020/9/17 |
講演場所(会議室等) |
Meeting 30 |
講演番号 |
C-8-3 |
タイトル |
AQFP回路のためのN-Phase Clockingに関する研究 |
著者名 |
◎齋藤蕗生, Christopher L. Ayala, Olivia Chen, 田中智之, 吉川信行, |
キーワード |
AQFP, Retiming, Multi phase clocking |
抄録 |
現在広く利用されているCMOS論理回路は集積性に優れている一方、発熱や微細加工の技術の限界によって性能をスケールさせることが困難になってきている。そこで我々は、CMOSと比較して5桁程度低い極低消費電力で動作可能なことが特徴の断熱磁束量子パラメトロン(Adiabatic Quantum Flux Parametron, AQFP)回路と呼ばれる超伝導論理回路についての研究を行っている。AQFP回路のbenchmark回路の素子内訳を確認すると、bufferが回路素子全体の90%以上を占めることがあり、論理演算に関わらない信号伝搬のためだけのゲートが多すぎることが問題視されていた。本研究ではN-phase clockingと呼ばれる新しいバイアス駆動方式について検討し、これによってbufferの数が大きく削減可能であることを示す。 |
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