大会名称 |
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2020年 ソサイエティ大会 |
大会コ-ド |
2020S |
開催年 |
2020 |
発行日 |
2020/9/1 |
セッション番号 |
BS-6 |
セッション名 |
ワイヤレス給電社会を支えるエネルギーエレクトロニクス技術 |
講演日 |
2020/9/16 |
講演場所(会議室等) |
Meeting 30 |
講演番号 |
BS-6-3 |
タイトル |
ワイヤレス給電の伝送効率向上のための磁束経路制御技術 |
著者名 |
○水野 勉, |
キーワード |
ワイヤレス給電, 磁束経路制御技術, 表皮効果, 近接効果, 交流抵抗, 発熱 |
抄録 |
ワイヤレス給電システムには低損失・高効率な電力伝送コイルが望まれている.コイル間効率は、コイルのQ 値と結合係数との積の関数となっており、コイル間の効率を向上させるためには、コイルのQ 値を大きくすることが必要である.一般にコイルのQ 値を大きくするためには、伝送周波数の高周波数化が有効な手段である.しかし、高周波化に伴って表皮効果と近接効果に起因する交流抵抗が増加するために、コイルの発熱低減や伝送効率の向上のためには交流抵抗の低減が必要不可欠である.磁束経路制御技術(Magnetic Path Control Technology: MPC)とは、磁性コンポジット材などの軟磁性体を導線に装荷することで、電流がつくる磁束が導線に作用しないようにして、表皮・近接効果を抑制する技術の総称である.本論文では、13.56MHz 帯および85kHz 帯のワイヤレス給電コイルへの磁束経路制御技術の適用例を紹介する. |
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