大会名称 |
---|
2020年 ソサイエティ大会 |
大会コ-ド |
2020S |
開催年 |
2020 |
発行日 |
2020/9/1 |
セッション番号 |
B-5A |
セッション名 |
無線通信システムA |
講演日 |
2020/9/15 |
講演場所(会議室等) |
Meeting 10 |
講演番号 |
B-5-17 |
タイトル |
後方レイリー散乱光との干渉の無いモバイルフロントホール用160Gbit/s, 256QAM双方向デジタルコヒーレント光伝送 |
著者名 |
○葛西恵介, 吉田真人, 廣岡俊彦, 岩月勝美, 中沢正隆, |
キーワード |
5G高度化, モバイルフロントホール, デジタルコヒーレント光通信, 後方レイリー散乱光 |
抄録 |
次世代型RAN用Mobile Fronthaul (MFH)として大容量PONの研究開発が進められてきている。双方向伝送を行うPONにおいては、光ファイバ伝送路で生じるBackward Rayleigh Scattering (BRS)が伝送性能を劣化させる。特に上り・下り信号を同一周波数で伝送するノンコヒーレントPONではBRSによってデータ信号の光S/Nが劣化する。また、コヒーレントPONでは、データ信号とBRSとの干渉を防ぐため、両信号の周波数を離して伝送している。一方、我々は大容量MFHを実現するため、超多値QAM信号を用いた双方向コヒーレント伝送を提案してきている。本方式では光注入同期によってデータとLOとの位相同期を行うため、上り・下り信号の周波数が等しくなる。このため、データ信号とBRSとの干渉によって伝送性能が大きく劣化することが明らかとなっていた。本報告ではBRSとデータ信号との干渉を防ぐため、上り・下り信号の周波数をシフトする方法を提案し、その有効性について報告する。 |
本文pdf |
PDF download
|