大会名称
2020年 ソサイエティ大会
大会コ-ド
2020S
開催年
2020
発行日
2020/9/1
セッション番号
A-10
セッション名
システム数理と応用
講演日
2020/9/16
講演場所(会議室等)
Meeting 17
講演番号
A-10-4
タイトル
多様性向上を指向した対話システムの検討
著者名
◎柳川芳輝尾崎敦夫
キーワード
言語処理, 対話システム, 多様性, 交差エントロピー誤差, 損失関数, 機械学習
抄録
高齢者の話し相手や教育の支援などを目的として対話システムの利用が注目されており,その先行研究としてNCMがある.NCMの問題点で学習を行うにつれ生成した応答文に多様性がなくなるということが挙げられている.本稿では,先行研究の問題点を改善し多様性のある対話システムを提案する.学習の際,生じる誤差に許容範囲を設けるε-許容誤差を応用した損失関数を用いるモデルで多様性のある応答文の生成を図る.評価は多様性と文章としての評価を行い,εの値が大きければ多様性が増し文章としての質が落ちることが確認された.結論として適切なεの値を設定することで従来のモデルよりも多様性を保ち,精度の劣化も防いだ文章を生成することができた.
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