大会名称 |
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2020年 総合大会 |
大会コ-ド |
2020G |
開催年 |
2020 |
発行日 |
2020-03-03 |
セッション番号 |
ADI-1 |
セッション名 |
量子計算と暗号の発展 |
講演日 |
2020/3/17 |
講演場所(会議室等) |
総合科学部 K棟3F K306講義室 |
講演番号 |
ADI-1-4 |
タイトル |
同種写像に基づく耐量子計算機暗号 |
著者名 |
高島克幸, |
キーワード |
同種写像暗号 |
抄録 |
大規模な量子コンピュータが出現すれば,これまで広く使われてきた公開鍵暗号が破られる危険性が指摘されている.それに対する対策として,量子コンピュータでも効率的に解けない数学問題の計算困難性に基づいて,新しい暗号を提案する研究が活発に行われている.本講演では,その候補である同種写像暗号について紹介する.その暗号演算には,超特異楕円曲線同種写像からなるグラフ上のランダムウォークが使われているので,そのグラフの数理的な性質が,暗号の性能・安全性を理解する上で重要になる.それら数理的側面と共に,同種写像に基づく鍵共有や署名という暗号技術についても紹介する.最後に,本研究分野での私の最近の研究成果にも触れる予定である. |
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