大会名称 |
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2020年 総合大会 |
大会コ-ド |
2020G |
開催年 |
2020 |
発行日 |
2020-03-03 |
セッション番号 |
D-19 |
セッション名 |
情報通信システムセキュリティ |
講演日 |
2020/3/17 |
講演場所(会議室等) |
総合科学部 K棟2F K205講義室 |
講演番号 |
D-19-7 |
タイトル |
記憶想起システムのための耳音響認証を利用した認証方法の提案 |
著者名 |
◎石井佑磨, 小尾高史, 鈴木裕之, |
キーワード |
記憶想起システム, 認証 |
抄録 |
近年、記憶力低下に起因するコミュニケーションの障害が大きな課題となっており、会話等の途中で記憶を適切に思い出すことを補助するシステム(記憶想起システム)の開発が望まれている。先行研究では、会話相手の氏名を失念した場面を想定し、記憶想起システムの要件の整理、機密性を確保する手法の提案を行った。その中で、記憶データが本人に出力されることを確実にするために、端末内のセキュア領域であるTrusted Execution Environment(TEE)内で安全に実行されるTrusted Application(TA)を用いている。しかし、キャリア以外の第3者がTAのインストールおよびその利用を行うことは現状、非常に難しいため、本研究では、ヒアラブルデバイス(HD)を用いた耳音響認証技術及び、スマートフォンなどに搭載されたTEEを用いたHDとユーザ利用端末との紐づけ及び端末認証を用いることで、独自のTAを利用しない方法で、記憶データが本人に出力されることを確認する方法を提案した。 |
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