大会名称
2020年 総合大会
大会コ-ド
2020G
開催年
2020
発行日
2020-03-03
セッション番号
C-5
セッション名
機構デバイス
講演日
2020/3/17
講演場所(会議室等)
総合科学部 K棟1F K104講義室
講演番号
C-5-2
タイトル
48VDC/50A-300A回路におけるAg系接点材料ごとの開離時アークの消弧直前の形状と長さ
著者名
◎矢崎晴子関川純哉
キーワード
開離時アーク, 電気接点, 高速度カメラ
抄録
48VDC/50A-300Aの抵抗性負荷回路において, 電気接点対を開離させ, 開離時アークを発生させる. 接点対の材料をAg, Ag/C, Ag/ZnO及びAg/SnO₂とした場合のそれぞれの消弧直前の開離時アークの形状と長さを調べ, Ag接点対の場合と比較する. Ag, Ag/C, 及びAg/SnO₂の開離時アークの色は緑色であるが, Ag/ZnOの開離時アークは青緑色である. また, Ag/ZnOとAg/SnO₂の場合にはAgと Ag/Cに比べて水平方向のアーク形状が直線的である. Ag/Cの消弧直前のアーク長さは Agのそれとほぼ等しい. Ag/ZnOの消弧直前のアーク長さは回路電流が150A以下のときはAgよりも長く, 回路電流が200A以上ときはAgとほぼ等しい. Ag/SnO₂の場合の消弧直前のアーク長さはAgのそれと比べて長い.
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