大会名称 |
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2020年 総合大会 |
大会コ-ド |
2020G |
開催年 |
2020 |
発行日 |
2020-03-03 |
セッション番号 |
B-7 |
セッション名 |
情報ネットワーク |
講演日 |
2020/3/18 |
講演場所(会議室等) |
総合科学部 L棟2F L201講義室 |
講演番号 |
B-7-19 |
タイトル |
自律分散管理下にあるグラフのReplication Factor |
著者名 |
○尾崎耀一, 金子晋丈, |
キーワード |
分散グラフ処理, 自律分散システム |
抄録 |
一般に分散グラフ処理において,「グラフがどのように分割されるか」は処理効率に大きな影響を与える.頂点・辺の平均複製数 Replication Factor (RF) は,グラフ分割の品質を評価する指標として用いることができ,RF とプロセス間通信コストは線形な関係にあるという報告がなされている.自律分散環境では,グラフデータはその所有権に基づいて各主体にて独立に管理されるため巨大な RF になることが想定されるが,既存研究では自律分散環境におけるグラフデータの RF の系の規模に対する挙動について,定量的な報告はなされていない.本研究では,自律分散管理下にあるグラフの RF を定量的に評価した.自律分散管理されるグラフデータの RF は集中型の管理に比べて大きな値をとり,グラフの分割数に対して対数的に増加することがわかった. |
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