大会名称 |
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2020年 総合大会 |
大会コ-ド |
2020G |
開催年 |
2020 |
発行日 |
2020-03-03 |
セッション番号 |
B-6 |
セッション名 |
ネットワークシステム |
講演日 |
2020/3/17 |
講演場所(会議室等) |
工学部 講義棟2F 219講義室 |
講演番号 |
B-6-27 |
タイトル |
Intelligent Reflecting Surfaceを用いた移動通信システムにおけるセル間干渉制御に関する一検討 |
著者名 |
◎橋田紘明, 川本雄一, 加藤 寧, |
キーワード |
Intelligent Reflecting Surface, セル間干渉, 無人航空機システム |
抄録 |
現在,無人航空機システムやスカイカーの実用化が検討されており,上空のユーザに無線通信環境を提供する必要性が拡大している.しかし,上空は基地局からの見通し範囲が広域に及ぶため,地上エリアと比べセル間における干渉が深刻になる.そこで筆者らは,上空における干渉レベルを低減するために,IRS(Intelligent Reflecting Surface)を用いて電波伝搬環境を動的に制御する手法の確立を目指している.IRSとはメタ原子と呼ばれる微小な素子を二次元的に配列することにより構成される反射板である.その表面に入射した電磁波の位相を制御できるという特徴を有しており,電磁波の指向性および反射方向を制御することができる.本稿では,IRSが上空におけるダウンリンクのセル間干渉を抑制し,上空に存在するユーザのSINR(Signal to Interference plus Noise power ratio)を向上させる手段として有用であることを示す. |
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