大会名称 |
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2020年 総合大会 |
大会コ-ド |
2020G |
開催年 |
2020 |
発行日 |
2020-03-03 |
セッション番号 |
B-3 |
セッション名 |
衛星通信 |
講演日 |
2020/3/18 |
講演場所(会議室等) |
総合科学部 K棟1F K106講義室 |
講演番号 |
B-3-26 |
タイトル |
衛星AISにおけるPICによる衝突パケットの分離検出 |
著者名 |
◎高根沢優和, 張 裕淵, 府川和彦, 平原大地, |
キーワード |
Automatic Identification System (AIS), 衛星AIS, 並列干渉キャンセラ, Parallel Interference Cancellation, Viterbi Algorithm |
抄録 |
近年,日本の領海において,全ての大型船舶に対してAutomatic Identification System (AIS) の搭載が義務付けられており,航海安全にある程度の成果を上げている.公海等遠洋でもAISを利用可能とするSpace-based AIS Experiment (SPAISE)では,衛星を用いた通信システムが検討されているが,受信範囲が広くなるため複数パケットが衝突し伝送特性が大幅に劣化してしまう.この問題を解決するため,従来よりSuccessive Interference Cancellation (SIC) を用いた衝突パケットの分離検出が検討されており,衝突パケット間電力差が十分大きい場合において精度良く分離検出できることが示されているが,電力差が小さい場合には,ビット誤り率(BER)特性が劣化する問題がある.この問題に対処するため,本稿ではマルチユーザ検出にParallel Interference Cancellation(PIC)を導入し,BER特性の改善を図る.伝送路パラメータが既知の条件でシミュレーションを行い,提案手法の有効性を明らかにする. |
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