大会名称 |
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2020年 総合大会 |
大会コ-ド |
2020G |
開催年 |
2020 |
発行日 |
2020-03-03 |
セッション番号 |
B-2 |
セッション名 |
宇宙・航行エレクトロニクス |
講演日 |
2020/3/17 |
講演場所(会議室等) |
総合科学部 K棟3F K310講義室 |
講演番号 |
B-2-18 |
タイトル |
非平行観測軌道を用いた干渉SARにおける軌道位相残差 |
著者名 |
○牛腸正則, 児島正一郎, 山田寛喜, |
キーワード |
干渉SAR, 軌道位相, 航空機SAR |
抄録 |
2つのSAR(Synthetic Aperture Radar)観測データの位相差(干渉位相)を利用することでサブ波長精度の情報抽出を実現する干渉SARはさまざまな用途に活用されている.干渉SARでは前処理として軌道位相を除去する必要があるが,軌道誤差により軌道位相の残差が生じることがある.ここで軌道誤差とはGPS誤差などに加え,解析モデルの系統誤差も含むものとし,特に本稿では非平行軌道を平行軌道と近似した場合の影響について議論する.一般に軌道位相は観測軌道の十分な平行性を仮定し,レンジ方向のみに依存する関数として定式化される.しかし著者らのこれまでの検討において,航空機軌道のわずかな傾きに起因すると思われるアジマス/レンジ双方向の非線形な軌道位相残差が確認されている.軌道位相残差の数式モデルや近似式として,衛星SARを対象とするアジマス/レンジ双方向の線形関数が報告されているが,非線形な軌道位相残差モデルはまだあまり検討がされていない.そこで本稿では航空機SARを用いた非平行観測軌道によるリピートパス干渉SARを想定し,軌道位相残差の定式化と空間変動について報告する. |
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