大会名称
2019年 ソサイエティ大会
大会コ-ド
2019S
開催年
2019
発行日
2019/8/27
セッション番号
N-1
セッション名
非線形問題
講演日
2019/9/12
講演場所(会議室等)
C棟 3F C308講義室
講演番号
N-1-2
タイトル
拡張Lorenz写像に基づく疑似乱数生成ハードウェアにおけるビット長削減の検討
著者名
◎宮内清孝堀尾喜彦宮野尚哉長 憲一郎
キーワード
拡張Lorenz写像, ハードウェア実装, 疑似乱数生成, ストリーム暗号
抄録
耐量子コンピュータ暗号の候補の1つとして, 拡張Lorenz写像に基づく安全性の高いカオス暗号が提案されている. しかし, 現代のストリーム暗号と比較すると, 生成速度に課題がある. そこで, ハードウェア実装により, 高速化すると同時に小型化, 低消費電力化を目指す. 我々はこれまでに, 写像中のsin関数の回路実装方法を検討し, ビット長を短くしても, 乱数の性能が保たれることを示している. そして, 写像中のその他の演算要素に対してビット長を削減するため, 演算精度の検討を行った. その結果, ビット長を短くしていくと, 生成された疑似乱数はNIST検定に一度合格しなくなるが, さらに短くすると合格するビット長が存在することがわかった.
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