大会名称 |
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2019年 ソサイエティ大会 |
大会コ-ド |
2019S |
開催年 |
2019 |
発行日 |
2019/8/27 |
セッション番号 |
C-2C |
セッション名 |
マイクロ波C |
講演日 |
2019/9/13 |
講演場所(会議室等) |
C棟 3F C302講義室 |
講演番号 |
C-2-81 |
タイトル |
近接場散乱を使用したミリ波イメージングのコントラスト向上 |
著者名 |
○枚田明彦, 中静 真, 水津光司, 須藤佳一, |
キーワード |
レーダ, ミリ波 |
抄録 |
近年、高度経済成長期に建設された社会インフラの老朽化が社会課題となっている。コンクリート表面に発生したひびは鉄筋の破断やコンクリートの剥離を招くため、早期発見が必要であるが、表面をシートや塗料で被覆されたコンクリート構造物の表面ひびは目視点検が困難である。既に、76GHz 帯のミリ波の近接場散乱を使用し、貼紙防止シートに被覆された幅 0.2 mm のコンクリート表面ひびの非破壊検査が報告されている [1]。但し、近接場散乱による受信電力の変化は小さく、取得したミリ波像のひびによるコントラストが小さいため、ミリ波像からひびを判別するのが困難であった。本稿では、紙に被覆されたコンクリート表面のひびを異なる紙厚で測定することにより、ミリ波像におけるひび部のコントラスト向上に成功したので報告する。 |
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