大会名称
2019年 ソサイエティ大会
大会コ-ド
2019S
開催年
2019
発行日
2019/8/27
セッション番号
A-7
セッション名
情報セキュリティ
講演日
2019/9/12
講演場所(会議室等)
B棟 1F B107講義室
講演番号
A-7-2
タイトル
不正開示攻撃を考慮したカードベースANDプロトコル
著者名
◎高島 健宮原大輝水木敬明曽根秀昭
キーワード
カードベース暗号
抄録
物理的なカード組とシャッフル操作を用いて秘密計算を実現するカードベース暗号において重要なのは,入力の値を秘密にしたまま計算できることである.実際,多くのプロトコルではsemi-honestの仮定の下,安全性を持つとされている.これに対し,更に高い安全性を持つモデルも複数提案されている.しかし,これらにおいて仮定しているのはcovertな攻撃者である.本稿では,更に強い攻撃を仮定する.攻撃者は不正が検知されることを厭わないとし,そのような攻撃者が不正に裏向きのカードをめくることを想定する.t枚のカードを表にされても(出力から推測される以外の)入力の情報が一切漏れないことを t-secure と定義し,具体例として1-secureなANDプロトコルを提案する.
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