大会名称
2019年 総合大会
大会コ-ド
2019G
開催年
2019
発行日
2019-03-05
セッション番号
C-1
セッション名
電磁界理論
講演日
2019/03/20
講演場所(会議室等)
54号館 103教室
講演番号
C-1-6
タイトル
磁化プラズマに対するPML吸収境界条件
著者名
◎岩崎紘治宇野 亨有馬卓司
キーワード
磁化プラズマ, 異方性媒質
抄録
磁化プラズマは地球大気上層部に存在し,その密度変化や移動は電磁波の伝搬に影響を与える.そのため,磁化プラズマ中の電磁界の振る舞いは注目を集めている.FDTD法は定式化が比較的容易なため電磁波のシミュレーションによく用いられる.しかし,シミュレーションを開放問題として扱うために用いられるPML吸収境界条件を,磁化プラズマのような異方性媒質に用いる場合,通常とは異なる定式化を行う必要がある.誘電率が異方性を用いる媒質に対するPMLとGMIPMLを磁化プラズマのシミュレーションに用い,精度の比較を行った結果,PMLの層数が増加するにつれて誘電率が異方性を持つ媒質に対するPMLは誤差が小さくなった.また,GMIPMLは誤差が大きくなる場合があることが確認できた.
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