大会名称
2019年 総合大会
大会コ-ド
2019G
開催年
2019
発行日
2019-03-05
セッション番号
B-5A
セッション名
無線通信システムA
講演日
2019/03/19
講演場所(会議室等)
52号館 304教室
講演番号
B-5-18
タイトル
下りリンクカオスNOMA伝送手法における復号演算量削減の検討
著者名
◎枡田佳大岡本英二山本哲矢伊藤啓太
キーワード
5G, NOMA方式, カオス変調, 逐次干渉除去
抄録
第5世代移動通信システム(5G)において,より大容量かつ高速な通信を行う手法の一つとして非直交多元接続手法(non-orthogonal multiple access: NOMA)が検討されている.我々はその検討の一つとして,物理層秘匿性と高信頼な通信を実現する手法としてカオスNOMA伝送手法[1]を提案し,検討を行ってきた. しかし,これまでの検討においては,重畳全ユーザの信号を同時に推定し復号を行う統合的な最尤系列推定(maximum likelihood sequential estimation: MLSE)を用いて復号を行っており,復号演算量が重畳ユーザ数に対して指数関数的に大きくなるという問題があった.そこで,本稿ではNOMAの代表的な復号手法である逐次干渉除去(succesive interference cancelation: SIC)とMLSEを組み合わせることで,カオスNOMA伝送における復号演算量の削減を行い,その際の演算量とビット誤り特性を示す.
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