大会名称 |
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2019年 総合大会 |
大会コ-ド |
2019G |
開催年 |
2019 |
発行日 |
2019-03-05 |
セッション番号 |
A-10 |
セッション名 |
システム数理と応用 |
講演日 |
2019/03/20 |
講演場所(会議室等) |
53号館 101教室 |
講演番号 |
A-10-10 |
タイトル |
昼夜の人口移動を考慮した疫学モデルによる感染症流行の解析と考察 |
著者名 |
◎坂巻 燎, 藤田 悟, |
キーワード |
疫学モデル, 人口移動, インフルエンザウイルス, 感染モデル |
抄録 |
本論文では昼夜の人口移動を考慮した疫学モデルを構築しこのモデルを用いて2017年から2018年にかけて関東地方で発生したインフルエンザ流行の解析と流行を抑えるための考察を行う.まず,疫学モデルとしてワクチン接種を考慮したSIRモデルを基礎とし,昼夜の人口移動により異なる感染を起こすことを考慮した疫学モデルを提案する.そして,実際のインフルエンザ患者数を用いてモデルの感染率と回復率のパラメーター推定を行う.最後に,推定された値を用いて感染症流行抑制の効果について考察を行う.その結果,ワクチン接種と個人の感染予防対策によってピーク時の感染者数を約30%,総感染者数を約15%に抑えられることを示した. |
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