大会名称 |
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2018年 ソサイエティ大会 |
大会コ-ド |
2018S |
開催年 |
2018 |
発行日 |
2018/8/28 |
セッション番号 |
B-6 |
セッション名 |
ネットワークシステム |
講演日 |
2018/9/11 |
講演場所(会議室等) |
自然科学本館 1F 107講義室 |
講演番号 |
B-6-12 |
タイトル |
飽和/非飽和境界領域におけるIEEE 802.11 DCFの双安定現象 |
著者名 |
○坪谷大輝, 李 想, 塩田茂雄, |
キーワード |
IEEE 802.11, DCF, 無線LAN, 双安定, 飽和, 非飽和 |
抄録 |
IEEE 802.11 DCF 無線LANにおいて複数の端末が「端末→アクセスポイント」方向に同時にフレームの送信をし続けると,無線LAN の容量とほぼ同量の負荷が加わる負荷領域において双安定状態が出現する現象がシミュレーションにより確認される.本研究ではこの双安定現象を紹介する.さらに,飽和状態ではフレーム衝突率が高く指数バックオフによりバックオフ期間が延びるため,フレーム送信間隔が広がり,バッファ内部にフレームの待ち行列が恒常的に生じ,各端末がバックオフ終了とともにフレーム送信を試みるのでフレーム衝突が起きやすい.以上が正のフィードバックとしてかかり,飽和状態が(同様の理由により非飽和状態も)安定的に保持されることが双安定状態の出現理由として考えられることを説明する. |
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