大会名称
2018年 総合大会
大会コ-ド
2018G
開催年
2018
発行日
セッション番号
BI-1
セッション名
農業分野へのICT技術等の利用に関する現状と展望
講演日
2018/3/21
講演場所(会議室等)
2号館 10F 21005教室
講演番号
BI-1-7
タイトル
リモートセンシングによるウメ輪紋ウイルス検知のための実現可能性実験
著者名
○小田川信哉奥村俊夫
キーワード
ウメ輪紋ウィルス, ハイパースペクトルデータ, サポートベクターマシーン, 単位ベクトル化反射率
抄録
2009年に東京都下で深刻な影響を与えたウメ輪紋ウイルス(PPV)は、現地調査による目視確認と試料採取および室内分析で対応しており、膨大な時間と経費がかかっている。リモートセンシングによるPPV検知が可能となれば、非常に効率的かつ有効な社会実装となる。本実験における野外および室内計測において、感染葉と健常葉の物性を表す反射率を詳細に計測することができるハイパースペクトルセンサによって計測し、機械学習による感染葉の抽出を試みた結果、PPV検知の実現可能性を示すことができた。今後、さらなる頑健性や有効性の評価により、感染木の広域抽出や、まだ病徴が現れていない感染木の早期検出などが期待できる。
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