大会名称
2018年 総合大会
大会コ-ド
2018G
開催年
2018
発行日
セッション番号
TK-1
セッション名
センサとAIの協調が拓くスマート社会
講演日
2018/3/22
講演場所(会議室等)
2号館 7F 2702教室
講演番号
TK-1-6
タイトル
深層学習を活用した画像認識
著者名
山下隆義
キーワード
画像認識, 深層学習
抄録
画像認識分野では,1990 年代後半の汎用コンピュータの進化とインターネットの普及により,大量のデータを高速に処理する手法が確立され,画像から画像局所特徴量と呼ばれる特徴量ベクトルを抽出し,機械学習手法を用いて画像認識を実現する手法が主流となった.2000年代になると,研究者の知見に基づいて設計した特徴量が盛んに研究されていた.このように設計された特徴量はhandcrafted featureと呼ばれている.そして,2010年代後半から学習により特徴抽出過程を自動獲得する深層学習 (Deep learning) が脚光を浴びている.深層学習は,認識に有効な特徴量の抽出処理を自動化する新しいアプローチである.深層学習による画像認識は,一般物体認識のコンテストで圧倒的な成績を収めており,様々な分野での利用が進んでいる.本講演では,画像認識分野で深層学習がどのように適用され,どのように解かれているのか,また深層学習の最新動向について紹介する.
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