大会名称 |
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2018年 総合大会 |
大会コ-ド |
2018G |
開催年 |
2018 |
発行日 |
セッション番号 |
N-1 |
セッション名 |
非線形問題 |
講演日 |
2018/3/21 |
講演場所(会議室等) |
5号館 2F 5203セミナー室 |
講演番号 |
N-1-22 |
タイトル |
数理モデルによる膵β細胞のTRPM2チャネル活性の再現 |
著者名 |
○笠原宏太朗, 島田 裕, 藤原寛太郎, 池口 徹, |
キーワード |
膵β細胞, インスリン, TRPM2チャネル |
抄録 |
血糖は,分泌ホルモンの1つであるインスリンによって,臓器に取り込まれ,血液中の血糖値が一定量に保たれている.インスリンは膵β細胞から分泌される.膵β細胞膜上には,非選択的陽イオンチャネル(NSCC)が存在する.NSCC電流の流入が,脱分極に重要であり,この電流は,NSCCの1つであるTRPM2チャネルの開口によって増加することが報告されている.また,TRPM2チャネル活性は,静止膜電位の上昇,バースト期間の増加,TRPM2チャネルのコンダクタンスの増加,逆転電位の下降を伴うことも報告されている.そこで本稿では,TRPM2チャネルを考慮した数理モデルを提案する.提案モデルでは,TRPM2チャネル活性により,静止膜電位の上昇と,バースト期間の増加の再現可能性について調査した. |
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