大会名称 |
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2018年 総合大会 |
大会コ-ド |
2018G |
開催年 |
2018 |
発行日 |
セッション番号 |
N-1 |
セッション名 |
非線形問題 |
講演日 |
2018/3/21 |
講演場所(会議室等) |
5号館 2F 5203セミナー室 |
講演番号 |
N-1-18 |
タイトル |
整数ロジスティック写像の応答より生成した乱数列の統計的解析 |
著者名 |
◎△金丸志生, 島田 裕, 藤原寛太郎, 池口 徹, |
キーワード |
擬似乱数, 決定論的カオス, 数値計算精度, 整数ロジスティック写像, NIST SP 800-22 |
抄録 |
カオス応答を示すロジスティック写像を用いた擬似乱数生成の研究は行われているが,数値計算精度について十分な検討は行われていない.本稿では,数値計算誤差の影響を緩和するために,固定小数点演算に拡張した整数ロジスティック写像を用いて,数値計算精度Nに対する擬似乱数としての性能差を調査した.応答に対して閾値を設け,0と1の2値系列を作成した.米国商務省標準技術局 (NIST) が公開しているNIST Special Publication 800-22 (以下,NIST検定) を適用して擬似乱数の性能を評価した.数値計算精度Nを変化させたときの性能差を比較した.結果から,NIST検定の立場から性能の良い乱数を生成するには,最低でも数値計算精度Nが20以上であることが示唆された. |
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