大会名称
2018年 総合大会
大会コ-ド
2018G
開催年
2018
発行日
セッション番号
C-7
セッション名
磁気記録・情報ストレージ
講演日
2018/3/21
講演場所(会議室等)
2号館 5F 2502教室
講演番号
C-7-1
タイトル
MAMRにおけるSTOのダンピング定数とアシスト効果の関係
著者名
◎加瀬愛菜赤城文子吉田和悦
キーワード
マイクロ波アシスト磁気記録, ダンピング定数, アシスト効果, 注入電流密度, LLGシミュレーション
抄録
現在,磁気ディスク装置の高密度化を実現する手法の1つにマイクロ波アシスト磁気記録方式が提案されており,スピントルク発振素子(Spin Torque Oscillator: STO)を用いて記録をアシストする.STOに流す注入電流密度Jは発熱の観点から,1012 A/m2以下にしなければならない.先行研究で,STOのダンピング定数αを0.03にした場合,Jに依らず,高いアシスト効果が得られることがわかった.本研究では,STOのαとアシスト効果の関係についてLLGシミュレーションにより検討した.その結果,いずれのαにおいても,従来の記録方式より高いアシスト効果が得られ,STOのαの最適値は0.03であることが明らかとなった.
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