大会名称
2018年 総合大会
大会コ-ド
2018G
開催年
2018
発行日
セッション番号
B-20
セッション名
ヘルスケア・医療情報通信技術
講演日
2018/3/21
講演場所(会議室等)
2号館 7F 2704教室
講演番号
B-20-11
タイトル
10 - 60 MHz カプセル内視鏡通信システムのアンテナ設計
著者名
◎彭 云霄齊藤一幸伊藤公一
キーワード
カプセル内視鏡, アンテナ
抄録
近年、小腸疾患の診断において、カプセル内視鏡の使 用が注目されている。 そして内視鏡信号伝送を実現する 上で、アンテナは重要な構成要素である。図 1 に示すカ プセル内視鏡通信システムでは、カメラで撮影した画像 が体外に装着した装置に伝送される。しかしながら、複雑 な人体環境はカプセル内視鏡アンテナの設計に大きな 影響を与える。したがって、アンテナ設計と通信性能を評 価するには、人体の影響を考慮する必要がある。本稿で は、カプセル内視鏡通信システムの送信アンテナと受信 アンテナを設計し、通信性能を評価する。送信アンテナと 受信アンテナの共振周波数は、38.5 MHz と 57.6 MHz で あり、同時に高速信号伝送が期待できる超広帯域無線 (Impulse Radio: IR)送信機の信号が強い周波数である[1]。 IR 無線通信は、通常の MICS 帯(402 ~ 405 MHz)のア ンテナに比べ、共振周波数が低いため、人体による信号 損失を低減することができる。
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