大会名称
2018年 総合大会
大会コ-ド
2018G
開催年
2018
発行日
セッション番号
B-1A
セッション名
アンテナ・伝播A
講演日
2018/3/20
講演場所(会議室等)
2号館 10F 21004教室
講演番号
B-1-13
タイトル
流星バースト通信路における偏波面の変化の観測
著者名
○長澤正氏大川小鉄金子裕哉亀井利久若林良二高塚 徹三寺史夫
キーワード
流星バースト通信, MBC, 偏波面, ファラデー回転
抄録
流星バースト通信(MBC)は,大気圏に突入した流星が形成する電離気体柱による低VHF帯電波の反射現象を利用した見通し外通信である.流星バースト通信ではファラデー回転により偏波面が変化するので楕円偏波を想定しての受信が良いという説がある.この説の検証のために,市販のDVB-T USBドングルを使用して観測システムを構築し,実験を行った.その結果262個の流星反射波に対し15%の偏波面変化が観測された.比較的長時間の伝搬では、偏波面は時間とともに変化し,その遷移の過程で楕円偏波が現れることがわかった.いずれにしても偏波面の変化するケースは少なく,MBCにおいて水平偏波での送信に対し,水平偏波での受信で,ほぼ問題ないと考えられる.
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