大会名称
2017年 ソサイエティ大会
大会コ-ド
2017S
開催年
2017
発行日
セッション番号
B-6
セッション名
ネットワークシステム
講演日
2017/9/13
講演場所(会議室等)
1号館 13Q
講演番号
B-6-11
タイトル
サーバ負荷に基づく自動スケールアウト/スケールイン方式
著者名
○松尾和宏西木雅幸
キーワード
エッジコンピューティング, サーバ, スケールアウト, スケールイン
抄録
近年IoTの進展を踏まえ,端末?サーバ間の遅延を極小化する為,端末近傍(例:地域DC)にサーバを分散配置する「エッジコンピューティング」が検討されている.サーバの分散配置は、都心DCへの集中配備と比べ大群化効果が見込めず,経済性の観点から個々のリソースは小さくなる.一方、各地域のトラフィックはイベントや災害の有無,季節等による変動が想定されるが,変動時のピークトラフィックを前提としたリソース割り当ては経済性の観点から望ましくない。その為,割り当てリソースを最小限に抑えながらピークトラフィックを処理可能とする「トラフィック分散技術」がエッジコンピューティングには必要不可欠である.既存技術として、高負荷サーバ宛てのトラフィックを別DCに分散する技術があるが,考慮範囲がトラフィック分散のみで、且つ事前にどのサーバが高負荷になるかは判断出来ない為,分散先DCに全てのサーバを増設しておく必要がある.結果、分散先DCに膨大な量のサーバ増設が必要となり、リソース問題や運用負荷の課題が発生する。本研究ではその課題に着目し,サーバ負荷に基き自動的にスケールアウト/スケールインする為の方式を提案する.
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