大会名称
2017年 総合大会
大会コ-ド
2017G
開催年
2017
発行日
セッション番号
CI-3
セッション名
5Gにおける無線用途デバイスの現状と展望
講演日
2017/3/22
講演場所(会議室等)
共通講義棟北 N405
講演番号
CI-3-8
タイトル
5Gを見据えたSi CMOS並びにGaN MMIC技術
著者名
川野陽一志村利宏○佐藤 優大橋洋二岩井大介
キーワード
ミリ波, CMOS, GaN
抄録
近年,第五世代モバイル通信(5G)や無線モバイルフロントホール,バックホールに対する大容量化の要求が高まっており,数Gbps級の伝送する技術の実現が求められている.通信システムとしては,1対1のFixed Wirelessだけでなくphased Arrayに基づく1対マルチユーザを想定したシステムが予想される.Phased arrayとは,移相器(phase shifter)を有するアンテナをアレイ状に並べて,移相器の位相を制御することで,アンテナビームを所望の方向に向け,且つ,ビームステナをすることが出来るシステムである.波長が短いミリ波を用いると,低周波に比べ小さいアンテナ径で細いアンテナビームを形成することが出来る.Phased array systemを用いことで,その細いビームをステアすることが可能となる.本稿では,ミリ波phased arrayの適用先として,車載レーダ及び5G向けワイヤレス通信の例を示し,ミリ波phased arrayを実現するためのCMOS回路技術を紹介する.また,将来の長距離化を視野に,窒化ガリウム(GaN) HEMTを用いたミリ波パワーアンプ技術に関しても最新の成果を述べる.
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