大会名称
2017年 総合大会
大会コ-ド
2017G
開催年
2017
発行日
セッション番号
H-3
セッション名
マルチメディア・仮想環境基礎
講演日
2017/3/25
講演場所(会議室等)
共通講義棟南 506
講演番号
H-3-2
タイトル
仮想環境を利用した遠隔お点前指導の支援
著者名
◎池田佳弘野間春生田中弘美
キーワード
茶道, 仮想環境, Haptic Retargeting
抄録
本稿では仮想環境上に茶室を再現し、生徒と先生がHMDを介して同じ仮想環境を見て操作して体感することで師弟の関係を維持し、遠距離で茶道の点前(作法)の稽古を行う環境を整えることを目標とする。茶道の先生が指導のために仮想の茶器を操作することで、生徒側の実物の茶器と仮想の茶器の位置にずれが生じる場合がある。そこでHaptic Retargetingの手法を用いることで、生徒が意識することなく見かけ上ずれた茶器を扱うと考える。そこで、仮想の茶器だけを実物の茶器を中心に左右に動かし、茶器に触れたときに見た目と身体感覚にずれを感じるか実験を行った。実験の結果、被験者を中心に左右10cm程度の領域であればずれをほとんど意識しないことが分かった。
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