大会名称
2017年 総合大会
大会コ-ド
2017G
開催年
2017
発行日
セッション番号
B-19
セッション名
短距離無線通信
講演日
2017/3/22
講演場所(会議室等)
共通講義棟東 402
講演番号
B-19-3
タイトル
シンクノードを用いない無線センサネットワークにおける自律分散送信タイミングスケジューリング法
著者名
○張 裕淵府川和彦
キーワード
無線センサネットワーク, 自律分散, 送信タイミングスケジューリング, 干渉抑圧
抄録
無線センサネットワーク(WSN)における多重化方式として,CSMA/CAが考えられていたが,ノード間のリンクを構築するため,各ノードにおいて必要な送信回数が多くなるという問題点がある.通信効率を改善するため,TDMAに基づく手法が提案されている.初期化段階において,シンクノード(SN)により,各ノードの送信タイミングをスケジューリングすることによってノード間干渉を抑制できる.一方,SNを前提としない場合には,各ノードのデータを分散させるため,完全な自律分散制御が必要となる.本稿ではSNのないWSNにおいて,TDMAに基づく自律分散送信タイミング・スケジューリング法を提案し,計算機シミュレーションにより提案法の有効性を明らかにする.
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