大会名称
2017年 総合大会
大会コ-ド
2017G
開催年
2017
発行日
セッション番号
B-2
セッション名
宇宙・航行エレクトロニクス
講演日
2017/3/22
講演場所(会議室等)
共通講義棟北 N406
講演番号
B-2-13
タイトル
山岳部遭難者の探査に関する基礎研究
著者名
○三橋龍一福本義隆佐々木正巳青木由直
キーワード
遭難者, ドローン, GPS, 無線機, 山岳部
抄録
近年,「山ガール」という言葉が一般化するほど,登山者が増加傾向にある.それにともない,経験不足による遭難も多く発生している.その一方で,高齢者の山菜採りをしている人の遭難事故が毎年多発している.北海道警察によると,平成27年度までの過去5年間に,4月から7月までに限っても山菜採り事故は316件発生しており,353人が遭難し,37名が死亡している.特に「タケノコ採り」による事故が188件で全体の約59%を占めている.事故の原因としては,山菜を採ることに夢中になり,奥深くに入りすぎて迷ってしまうケースが多い.そこでまずは登山の遭難者よりも,山菜採りの遭難者の探査が優先されるべきだとの判断をした.本報告では,マルチコプター(通称,ドローン)を山菜採りの遭難者の発見への活用可能性について述べる.
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