大会名称 |
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2017年 総合大会 |
大会コ-ド |
2017G |
開催年 |
2017 |
発行日 |
セッション番号 |
B-2 |
セッション名 |
宇宙・航行エレクトロニクス |
講演日 |
2017/3/22 |
講演場所(会議室等) |
共通講義棟北 N406 |
講演番号 |
B-2-11 |
タイトル |
距離データに基づく1周波RTK測位におけるFix率向上手法に関する一検討 |
著者名 |
◎佐々木駿希, 羽多野裕之, |
キーワード |
GNSS, RTK, サイクルスリップ, ITS |
抄録 |
近年,GNSSと呼ばれる衛星測位システムを利用する車が普及している.ここで,測位精度の良いキネマティック測位をリアルタイムに行うRTKという手法を用いることを考える.キネマティック測位では,位置座標が既知である基準局と通信を行うことで高精度な測位を実現可能である.ユーザ側と基準局のそれぞれで衛星信号を受信し,受信した電波の波数について比較を行う.波数の整数部が決定した状態をFix状態といい,全体に対するFix状態の割合をFix率と呼ぶ. 1周波の衛星信号に対応した受信機を用いたRTKでの問題点として,Fix率の低さが挙げられる.衛星信号の遮断がFix率低下の要因の一つである.衛星車両間の波数の値を用いて高精度測位を行うが,信号の遮断によって波数のカウントに整数分のズレが生じる場合がある.これをサイクルスリップと呼び,ズレの発生を検出する必要がある.そこで本研究では,サイクルスリップを検出しFix率を向上させることを目的とする. |
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