大会名称
2016年 ソサイエティ大会
大会コ-ド
2016S
開催年
2016
発行日
2016-09-06
セッション番号
CI-1
セッション名
光計測技術の生体、バイオ、環境分野への応用およびデバイス技術の進展
講演日
2016/9/21
講演場所(会議室等)
工学部 C棟 C214
講演番号
CI-1-5
タイトル
ラマン散乱を用いた生体イメージング
著者名
○安藤 潤藤田克昌
キーワード
ラマン散乱, 生体イメージング
抄録
ラマン分光法は、試料に含まれる分子の振動を、光を用いて捉える事ができる。ラマン散乱顕微鏡は、無標識で生きたまま、生体内の分子の分子種を識別し、その空間分布を取得することができる。我々は、従来の顕微ラマン分光装置と比較して100倍以上高速にイメージングを行うスリット走査型のラマン顕微鏡を開発した。ラマン散乱の励起に用いるレーザー光をライン状に集光し、そこから発生する散乱光をパラレルに計測する事で、生細胞のラマンイメージングが数〜数十分で行えるようになった。本発表では、開発した顕微鏡を用いて、細胞分裂やアポトーシス、生体内に導入した小分子の観察など、様々な生体イメージングに応用した事例を紹介する。
本文pdf
PDF download   

PayPerView