大会名称
2016年 ソサイエティ大会
大会コ-ド
2016S
開催年
2016
発行日
2016-09-06
セッション番号
BI-2
セッション名
IoT時代のEシステム(情報電子電機系)設計を考える
講演日
2016/9/21
講演場所(会議室等)
工学部 情報科学研究科棟 A13
講演番号
BI-2-6
タイトル
パワーエレクトロニクスとEMC
著者名
井渕貴章
キーワード
パワーエレクトロニクス, EMC, ワイドバンドギャップパワー半導体デバイス
抄録
パワー半導体デバイスのスイッチング動作を用いて電力変換を行うパワーエレクトロニクス機器は,産業用,家庭用問わず様々な分野に広く普及している.省エネルギーや再生可能エネルギーの有効利用の観点から,近年ではSiCやGaNなどのワイドバンドギャップパワー半導体デバイスの高速・高周波数スイッチング動作による機器のさらなる低損失化・小型化が期待されている.しかし,扱う電圧・電流の大きい電力変換回路においてその時間変化率(di/dt, dv/dt)をさらに大きくすると,考慮すべきEMI(電磁妨害)ノイズの周波数領域がより一層広帯域化し,また回路構成要素が持つ寄生成分との相互作用が一層顕著になる.本稿では,電力変換回路においてノイズ源となるパワー半導体デバイスの動作特性に着目し,パワーエレクトロニクスとEMC(電磁両立性)について述べる.
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