大会名称 |
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2016年 ソサイエティ大会 |
大会コ-ド |
2016S |
開催年 |
2016 |
発行日 |
2016-09-06 |
セッション番号 |
N-2 |
セッション名 |
複雑コミュニケーションサイエンス |
講演日 |
2016/9/23 |
講演場所(会議室等) |
工学部 C棟 C209 |
講演番号 |
N-2-1 |
タイトル |
BPSKとQPSKに対する確率共鳴受信機の特性比較 |
著者名 |
◎中島康雄, 田中裕也, 山里敬也, 田所幸浩, 荒井伸太郎, |
キーワード |
確率共鳴, QPSK, BER, 受信機, シンボル時間 |
抄録 |
確率共鳴(Stochastic Resonance)系は適切な雑音を加える事で系の応答が向上するという特性を持つ.確率共鳴系を適用した受信機(確率共鳴受信機)によって,従来の受信機の受信感度以下の信号を通信に利用できる可能性がある.これまでにはBPSKに対する確率共鳴受信機の有効性が示されていたが,QPSKに対する検討は十分にされていなかった.QPSKはBPSKに比べ,同じビットレート・誤り率でシンボル時間を2倍に長くできるという特徴を持つ.シンボル時間が長いことによって確率共鳴の効果が向上するため,QPSKを用いることによる確率共鳴受信機の特性の向上が期待できる.本稿では確率共鳴受信機を想定したシミュレーションを行い,BPSKとQPSKのBER(ビット誤り率)特性の評価を行った. |
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