大会名称 |
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2016年 ソサイエティ大会 |
大会コ-ド |
2016S |
開催年 |
2016 |
発行日 |
2016-09-06 |
セッション番号 |
BS-6 |
セッション名 |
ヘルスケア・医療情報通信のためのセンシングおよびデータ伝送技術 |
講演日 |
2016/9/22 |
講演場所(会議室等) |
工学部 N棟 N301 |
講演番号 |
BS-6-5 |
タイトル |
眼内閃光の提示による視覚障碍者歩行支援の可能性 |
著者名 |
◎金丸真奈美, 上岡英史, |
キーワード |
眼内閃光, 視覚障碍者, 直感的, 障害物検知 |
抄録 |
多くの視覚障碍者は白杖を使用している。しかしながら、白杖が検出できる障害物はそれが触れる範囲内のものだけであり、必ずしも危険を回避できるとは限らない。本研究では、視覚障碍者の安全な歩行を目的とし、眼内閃光を用いた新しい歩行補助システムを提案する。眼内閃光とは、ひとの頭部等特定の部位に電気刺激を与えることにより、脳内で閃光が認識される現象である。本システムでは、前頭部に装着した3つの超音波センサによって一定距離内の障害物とその方向を検知する。そして、その障害物の方向に眼内閃光を起こすことで障害物の存在とその方向を視覚障碍者に知らせる。本来、視覚障碍者に対して提供し得ない視覚刺激を使用する点が本研究の特色である。本稿では、提案システムの原理および実装方法について述べ、実証実験によって得られた結果をもとにシステムの有効性を議論する。 |
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