大会名称 |
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2016年 ソサイエティ大会 |
大会コ-ド |
2016S |
開催年 |
2016 |
発行日 |
2016-09-06 |
セッション番号 |
B-17 |
セッション名 |
スマート無線 |
講演日 |
2016/9/22 |
講演場所(会議室等) |
工学部 C棟 C212 |
講演番号 |
B-17-11 |
タイトル |
軌道角運動量多重伝送のためのビーム伝搬制御技術 |
著者名 |
◎笹木裕文, Doohwan Lee, 福本浩之, 中川匡夫, |
キーワード |
軌道角運動量多重伝送, 伝搬制御, ガウシアンビーム |
抄録 |
近年,伝送容量を飛躍的に向上する新たな空間多重伝送方式として,複数の軌道角運動量(OAM : Orbital Angular Momentum)モードを有するビームを用いて信号を多重する軌道角運動量多重伝送技術が注目を集めている.通常これらのビームの形状は送信アンテナの構成によって一意に決まり,これが伝搬に伴って変化するため,十分な受信信号品質を確保するためにはビーム広がりのような伝搬の影響を考慮して受信アンテナ素子の配置を設計する必要があり,実運用上の障害となっている.このため本研究では,OAM を直交基底のひとつとするラゲールガウシアン(LG)ビームの伝搬に着目し,伝送距離に応じて適応的にビームの伝搬を制御可能な新しいビーム伝搬制御技術を示す.さらに本制御手法が実施可能な具体的なアンテナ構成を示し,計算機シミュレーションによりその有効性に関する評価を報告する. |
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