大会名称 |
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2016年 ソサイエティ大会 |
大会コ-ド |
2016S |
開催年 |
2016 |
発行日 |
2016-09-06 |
セッション番号 |
B-14 |
セッション名 |
情報通信マネジメント |
講演日 |
2016/9/20 |
講演場所(会議室等) |
工学部 材料・化学系棟 030 |
講演番号 |
B-14-6 |
タイトル |
NFV基盤における分散的異常検出手法の検討 |
著者名 |
◎丹羽朝信, 宮澤雅典, 林 通秋, |
キーワード |
NFV, 障害管理 |
抄録 |
NFV技術の進展により,仮想インフラ基盤(NFVI)上に構築したネットワーク機能(VNF)を動的に制御することによって,サービス導入迅速化や設備コスト低減が期待されている.一方でNFV環境においては,ハードウェアとネットワーク機能とが一体的に管理された従来構成に比べ,複数ベンダから提供されるVNFが同一サーバ上に共存することで,障害事象の多様化や監視情報量の増大が予想される.従来では,NMS等の監視システムが網内の状況を集権的に監視してきたが,NFV運用業務においては,上記観点から監視の複雑化やリアルタイム性欠如が懸念される.そこで,VNFやNFVIを各サーバ上で分散的に監視することによって,異常事象をリアルタイムに検出する手法を検討してきた . これまで,同一ハードウェア内のNFVI 性能情報に対し,SOM(Self-Organizing Map)クラスタリングを活用した異常検知手法を適用することで,マルチベンダVNF環境下における異常事例を統合的に検知できることを示した.本稿では,より分散監視に適した性能情報取得方法の考察を行い,その適用性を検証した結果を報告する. |
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