大会名称
2016年 ソサイエティ大会
大会コ-ド
2016S
開催年
2016
発行日
2016-09-06
セッション番号
B-11
セッション名
コミュニケーションクオリティ
講演日
2016/9/22
講演場所(会議室等)
工学部 情報科学研究科棟 A33
講演番号
B-11-14
タイトル
ネットワークにおけるトラフィックパターンの偏りがカスケード故障に与える影響に関する一考察
著者名
◎辻 慎平津川 翔
キーワード
カスケード故障, ネットワーク, ロバスト性
抄録
ネットワーク内の少数のノードの故障に起因して、他のノードの負荷が増加し、連鎖的なノードの故障を引き起こすことを、カスケード故障という。本研究では、特定のシンクノードを宛先とするトラフィックのみが存在するネットワークにおいて、カスケード故障がネットワーク全体の接続性にどのような影響を与えるか分析する。実験の結果、このようなトラフィックに偏りが存在するネットワークでは、トラフィックに偏りが存在しない場合と比べて、負荷の大きなノードの故障に起因するカスケード故障によってネットワークの接続性が著しく低下してしまうことなどを示す。
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